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メランコリーな思想家の研究ブログ

思索・研究・執筆ブログ

5文型から24文型へ。『英文構成法』より

 

【目次】 

 

 

5文型‥高校英語の入り口

高校英語のはじめ頃、普通私たちは

 

・SV

・SVO

・SVC

・SVOO

・SVOC

 

この5つが基本文型であると教えられる。

ここで現れる英文の要素は、

 

主語  Subject,

動詞  Verb,

目的語 Object,

補語  Complement

 

このうち主語、動詞は確実に必要である。

そして動詞の種類(自動詞、他動詞など)によって、

目的語を取るか、補語をとるか、等が決まる。

 

英語を捉えるためには、5つの文型では少なすぎる

英語の動詞は、完全自動詞・不完全自動詞・完全他動詞・不完全他動詞、、と分かれている。これは間違ってはいないが、英語を習いたての学生は、5文型という教わり方では、実際に英文読解をする際に多様な英語の文章を捉えきれないし、英作文ですらすら書き出すことができない。なぜなら、5文型のあとに教わる多くの文法を、文の構成の全体像に結び付けられないからである。そのため、文型という概念をもっと広げて、英文構成の多くのケースを一望できたほうがいい。

『英文構成法』は、こうした趣旨から、5文型それぞれの形をさらに分類し、24コの文構成を提示している。

以下がそうである。

 

第1文型 SV →動詞は完全自動詞

1.SV toV

2.There V S

3.It VS

 

第2文型 SVC→動詞は不完全自動詞

4.SVC

5.S be toV

6.SVC toV

7.SVC that

8.SVC-O

9.SVC pp

10.It VCS

11.It VC that

12.SV n

13.SV pp

 

第3文型 SVO 動詞は完全他動詞

14.SVO

15.SV G-ing or -ed

16.SV toV

17.SV that

18.SV what

 

第4文型

19.SVOO

20.It VOS

 

第5文型 動詞は不完全他動詞

21.SVOC

22.SVOtoV

23.SVOP

24.It VOCS

 

これらのうち、5文型のどの形も、

① 仮主語・形式主語として It  が前に来る形

②不定詞 to V  あるいは 名詞節That が くっつく形

があることは共通しているので、覚えることはさらに減る。

 

私が学生の頃は、単純に5文型を教わり、その後さらに、仮主語や倒置や省略、など様々な文法を教わったが、例外が多すぎてよく混乱したものだ。はじめから、24個ほどの頻出の文の構成を頭に入れておけば、英文読解もかなり楽になる。

 

なお、『英文構成法』はこの24個の文構成に加え、

文のつなげ方として、次の10個を解説している。

①Time 時間

②Place空間

③Reason と Cause 理由と原因

④Purpose と Result 目的と結果

⑤Condition  条件法

⑥Concession 譲歩

⑦Manner   方法

⑧Comparison 比較

⑨and , but , or ,so 等の接続詞

⑩Relative Pronaun 関係詞

 

24文型+10

これを英語文章の基本として全体像を捉えておくと、英語学習が驚くほどスピードアップする。

 

※24文型の詳細は追記予定。